待ちに待った合宿免許。
楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、せっかく楽しみにしている合宿免許も、忘れ物が多くて困ってしまっては、台無しですよね。
合宿免許は最短でも2週間あります。
普通の旅行より長いため、何をどれだけ持っていけばいいのか、お悩みの方も多いでしょう。
合宿免許には、絶対に持っていかなければならない「必ず必要な持ち物」と、2週間の合宿免許中、快適に過ごすために「あったら便利なもの」があります。
家から遠く離れて暮らすわけですから、「あれがあればよかった!」なんて後悔はしたくないですし、少しでも快適に過ごしたいですよね。
そこで今回は、合宿免許で絶対に持っていきたい持ち物と、あったら便利なものをリスト化しました。
合宿免許の持ち物でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
絶対に持っていきたい!合宿免許で必ず必要な持ち物
合宿免許には、必ず必要な持ち物があります。
特に、忘れると入校手続きができないもの、教習が受けられないものは、絶対に忘れてはいけません。
ここでは、まず「必ず必要な持ち物」について解説していきます。
入校手続きで必要なもの
入校手続きで必要なものは、忘れると入校できません。
せっかく旅費と時間をかけて現地に行ってみたものの、入校できないのでは、話になりませんよね。
以下の5つは、絶対に忘れないようにしましょう。
【1】本籍地が記載された住民票
住民票は、必ず本籍地記載のものを持っていきましょう。
本籍地が記載されたものでなければ入校できません。
外国籍の方は、国籍等が記載されたものになります。
また、3ヶ月以内に取得したものである必要があります。
現在一人暮らしで、実家に住民票があるような場合は、住民票がある地域の役所でなければ取得できないため、注意が必要です。
土日祝日は休みの役所が多いので、余裕を持って用意しましょう。
ちなみに、マイナンバーの記載は必要ありません。
本人確認書類
本人確認書類は、健康保険証、パスポート、マイナンバーカード(通知カードは不可)のいずれか1点が必要です。
外国籍の方は、在留カードも必要になります。
いずれもコピーではなく、原本が必要です。
本人確認書類は、住民票の住所と同じでないと使用できないため、注意しましょう。
また、合宿期間中に有効期限が切れる場合は、事前に必ず更新してお必要があります。
運転免許証(所有者のみ)
すでに何らかの運転免許証を所有している方は、持っていく必要があります。
住所が住民票と違っている方は、必ず事前に住所変更をしておきましょう。
有効期限が切れているものは使えないため、再交付を受けてください。
メガネ・コンタクトレンズ
視力が条件に満たない場合、条件を満たすメガネかコンタクトレンズが必要になります。
カラーコンタクトレンズや、サングラスなど色つきのメガネは使用できません。
印鑑(シャチハタ・ゴム印は不可)
認印で構いませんが、朱肉で押すタイプのものを用意しましょう。
シャチハタやゴム印などのスタンプ印は使用できません。
教習を受ける時に必要なもの
教習を受けるにあたって、必要なものがあります。
これらがないと、まともに教習を受けることができず、最短での卒業が難しくなります。
必ず持っていくようにしましょう。
筆記用具・ノート
学科教習・学科試験を受けるために必要なものです。
学科試験はマークシート方式のため、鉛筆かシャープペン、消しゴムは必須です。
その他、学科教習を受ける時には、大事なことをメモするノートや、テキストにラインを引くマーカーペンなども必要になるでしょう。
書類に記載するためのボールペンなども持っていきましょう。
運動しやすい靴・服装
女性は特に注意が必要ですが、ミニスカートやホットパンツなど脚の露出が多いもの、肩や胸の露出が多いものは、技能教習を受けられない可能性があります。
また、サンダルやハイヒールもNGです。
ジーンズや長めのズボン、スニーカーなどを用意しましょう。
二輪車の教習を受ける方は、長袖長ズボンが必要になります。
その他
その他、合宿免許を受けるにあたって、以下の2つが必要になります。
お金
仮免許受験料1,700円と仮免許証交付料の1,100円は、現金で持っていく必要があります。
また、教習中の飲み物代や洗濯機使用料などを含めて、15,000円~20,000円くらいは持っていくといいでしょう。
教習所付近にATMがある場合は、キャッシュカードやクレジットカードも持っていくと安心です。
健康保険証
健康保険証は、身分証明書にもなりますが、教習中にケガをしたり、体調不良になったりした場合に、病院にかかる時に必要になります。
忘れると、自費で払わなければならなくなるので、コピーではなく原本を忘れず持参しましょう。
生活に必要なもの
合宿免許では、2週間もの間、宿舎に宿泊して生活することになります。
生活に最低限必要なものを忘れてしまうと、2週間の滞在がつらいものになってしまうので、これらのものは忘れないようにしましょう。
洗面用具・タオル
歯ブラシ・歯磨き粉、髭剃り用のカミソリ、タオル類などは、ホテルでの宿泊であれば用意してあるところもありますが、教習所に併設されている宿舎の場合は、基本ありません。
毎日必要なものですので、必ず持っていきましょう。
シャンプー・リンス、ドライヤー
ホテルであれば、アメニティとして常備してあるところもありますが、基本、自分が普段使っているものを持っていくといいでしょう。
髪の長い方は、ドライヤーも忘れずに。
着替え・パジャマ
合宿免許は2週間以上の滞在となるため、着換えやパジャマは必須です。
ただし、たいていの宿舎には洗濯機があるので、2週間分の着替えはいりません。
3~4日分あれば十分でしょう。
パジャマは、相部屋の場合は人に見られる可能性が高いので、スウェットやジャージを持っていく人が多いようです。
合宿免許期間中にあると便利な持ち物
合宿免許では、最低限必要なものの他に、「あると便利なもの」があります。
せっかくの合宿免許ですから、できるだけ快適に過ごしたいですよね。
そこでここからは、合宿免許中にあると便利なものをご紹介いたします。
生活する上であると便利なもの
合宿免許は2週間ありますから、そこで「生活」することになります。
以下の6つは、合宿免許に行った先輩たちが、生活する上で「これがあればよかった!」と思ったものばかりです。
忘れずに持っていきましょう。
ミニバッグ
合宿免許中に、ちょっとした買い物に行ったり、遊びに行ったりするときに便利です。
食堂が共同の方は、ちょっと食事に行くだけでも、財布とカギとハンカチなどが入れられるバッグがあれば、ひょいと持っていけますよね。
教習に持っていくA4対応のバッグとは別に、小さめのバッグを用意しておくといいでしょう。
目覚まし時計
学科教習も技能教習も時間が決められています。
合宿免許では、朝早くからの時間割の日も多くなります。
スマホのアラームでも代用できますが、遅刻が心配な方は、目覚まし時計があると便利です。
薬(頭痛薬・胃薬・風邪薬など)
教習中に、具合が悪くなることもあるでしょう。
そんな時に、いつも飲んでいる薬があると安心できます。
頭痛薬、胃薬、風邪薬など、常備薬がある方は持っていきましょう。
他に常用薬がある方は、それも忘れてはいけません。
爪切り
2週間あると、爪も伸びるものです。
爪が伸びると、教習所によっては、技能教習を受けられない場合があります。
また、人から借りられるものでもないので、忘れないで持っていきましょう。
折り畳み傘
合宿免許期間中に雨が降る場合もあります。
宿舎から教習所が近くても、買い物に行く場合もありますし、折り畳み傘が1本あると便利です。
洗濯ネット
宿舎には洗濯機がありますが、教習生がみんな利用するものです。
特に女性の方は、下着などを入れる洗濯ネットがあると安心でしょう。
冬場にセーターなどを洗濯する時にも必須になります。
宿泊施設で過ごすときにあると便利なもの
生活するのに必須というわけではありませんが、あると快適に過ごせるものもあります。
延長コード
宿舎にはコンセントがありますが、1つしかなかったり、充電する時に使いにくい位置にあったりします。
そこで、3つ口くらいの延長コードがあると便利です。
特に、スマホとタブレット、ノートパソコンなど複数の電子機器を持ち込む方は、充電器と延長コードを忘れないようにしましょう。
娯楽用品
ゲーム機や、携帯音楽プレーヤー、タブレットなどがあると、教習中の空き時間にも楽しめますし、宿舎に帰ってからも、暇を持て余さずに済みます。
友達と一緒に行く方は、複数で遊べるゲームなども持っていくのがおすすめです。
スリッパ
宿舎は土足禁止のところが多いので、簡単に脱ぎ履きできるスリッパやサンダルがあると便利です。
合宿免許期間中も快適に過ごそう!
合宿免許中、快適に過ごそうと思うと、意外と持っていくものが多いものです。
この他にも、普段の自分の生活を考えて、なるべく合宿免許中も同じような生活ができるよう、持ち物を検討しましょう。