合宿免許は通学免許よりも安く免許を取得できるのがメリットです。
合宿免許の相場料金は地域によって異なるため、できるだけ安く合宿免許に参加したい場合は地域ごとの相場料金を知っておくことが大切です。
今回はエリア別に合宿免許の相場料金や、どこが一番お得に合宿できるのかについて調査しました。
合宿免許のエリア別相場料金
合宿免許のエリア別相場料金は以下の通りです。
北海道
北海道の料金相場はAT車が338,000円〜517,110円、MT車が368,000円〜552,750円という結果になりました。
北海道はリゾート地であることから、料金は全国の相場より高めに設定されているようです。
その分特典が充実しており、バスツアーを特典としている教習所もあります。
どの教習所に言っても観光名所が必ずあるので、旅行をメインとして合宿免許に行きたいという方には向いているでしょう。
東北
東北の自動車教習所の相場料金はAT車が209,000円〜372,900円、MT車は225,500円〜405,900円という結果になりました。
東北は自然豊かな土地で教習を行えるので、のんびりとした環境で教習を受けたいという方におすすめです。
交通の便も新幹線を使えばすぐ行けるので、関東から通いやすいというメリットもあります。
関東
関東の自動車教習所の相場料金は、AT車は220,000円〜398,200円、MT車は231,500円〜414,700円という結果になりました。
関東は首都圏から最も近いので、通いやすく1〜2時間で教習所に行けてしまうのが最大の魅力です。
ほかの地域よりも高めですが、交通費があまりかからないというのは魅力の一つです。
北陸
北陸の合宿免許の相場料金は、AT車が214,500円〜385,000円、MT車が236,500円〜407,000円という結果になりました。
関東方面からは新幹線または高速バスで、関西や東海方面からはJRで行くことができるのでアクセスしやすいのが魅力となっています。
山と海に囲まれているので自然豊かな中で教習をすることができるでしょう。
東海
東海の合宿免許の相場料金は、AT車が210,000円〜418,000円、MT車が237,500円〜427,900円という結果になりました。
東海地方は、交通や物流の拠点としてアクセスが良く、太平洋に面していることから温和な気候です。
リゾート地としての人気も高く、価格はやや高めです。
甲信越
甲信越の合宿免許の相場料金は、AT車が198,000円~426,000円、MT車が239,000円〜459,000円という結果になりました。
雪が降る季節は高めなので、別の季節に行くなど対策を立てましょう。
近畿
近畿の教習所の相場料金は、AT車が220,000円〜434,500円、MT車が245,000円〜451,000円という結果になりました。
京都や大阪といった都市部では料金が高くなる傾向があり、兵庫などでは安くなる傾向があるようです。
安さを求めるなら都市部は避けるようにしましょう。
中国
中国地域の教習所の相場料金はAT車が220,000円〜374,000円、MT車が247,500円〜396,000円でした。
繁忙期はもう少し高くなると予想されます。
瀬戸内海側と日本海側では料金相場が異なり、瀬戸内海側は少し高め、日本海側では安めになっています。
四国
四国の合宿免許の相場料金は、AT車が198,000円〜357,500円、MT車が220,000円〜379,500円でした。
四国へは高速バスやJR線を使って行くことができ、関西や東海などからはアクセスがしやすい場所になっています。
東京からも飛行機やJR線を使えば行くことができ、交通費も支給される場合が多いことから安くて参加しやすい合宿地域になっています。
九州
九州の合宿免許の相場価格はAT車が199,980円〜412,500円、MT車が219,980円〜418,000円でした。
九州は温かい気候が特徴で、雪が降らないことから冬も安定して教習を受けることが可能です。
関西からは新幹線ですぐ着くことができますが、関東からは新幹線や飛行機などを使用しての移動になるので少し大変かもしれません。
温泉や自然を楽しむことができるので、一度行ってみたかったところとして教習所選びをするのも良いでしょう。
沖縄
沖縄県の合宿免許の相場価格はAT車が309,426円〜369,519円、MT車が335,398円〜399,565円でした。
最低価格が少し高めですが、最高価格は抑えられています。
しかし、飛行機代などの交通費を全額支給されることはないので、交通費がかかってしまうのが残念な点です。
安さにこだわらず、バカンス気分で免許を取得するのには最高に楽しい経験になるはずです。
合宿免許の相場料金は時期によって異なる!その理由とは?
実は、合宿免許に行く時期によって、お得な時期とそうでない時期が存在します。
時期によって料金に差が出る理由は、自動車教習所には繁忙期と閑散期があるからです。
繁忙期とは教習所が忙しい時期ということで、教習生が数多く教習所に集まる時期です。
具体的に言うと、2〜3月、7〜9月までが繁忙期にあたります。
2〜3月と7〜9月は学生の長期休暇にあたるため、まとまった休みがあるうちに免許を取得したいという学生で教習所は混雑します。
長期休暇の時期は、「高くても合宿免許に参加したい」という方が多いだけではなく、教習所側も人件費が多くかかるため、料金相場が高くなるのです。
反対に、2〜3月と7月〜9月以外の期間は料金が下がるため、「とにかく安く免許が欲しい」という方は閑散期に合宿免許に行くことをおすすめします。
合宿免許にできるだけ安く参加する方法
合宿免許のメリットは早く・安く免許が取れることです。
とはいえ、できることならさらに安く申込みたいというのが本心なのではないでしょうか。
そこで、できるだけ安く合宿免許に参加する方法を4つご紹介します。
【1】相場料金が安いエリアを狙って申し込む
教習する地域によって料金の相場は異なります。
例えば、北海道や沖縄はリゾート地として料金が高めに設定されており、飛行機などの交通費も実費となることが多い傾向にあります。
都市部が近い関東地域や近畿地域も料金は少々高めです。
逆に東北や中国、四国といった地域では料金が安めに設定されていることが多いので、なるべく安くしたいなら東北、中国、四国地域で、交通費が出る教習所がおすすめです。
【2】教習所の閑散期に合わせて申し込む
自動車教習所には繁忙期と閑散期があります。
繁忙期は学生の長期休暇となる2〜3月、7〜9月です。
閑散期はこれ以外の時期になるので、4〜6月、10〜1月あたりは人も少なく、プランも安いものが出ているでしょう。
【3】相部屋や自炊プランで申し込む
合宿免許には様々なプランが用意されています。
例えば、宿泊場所を合宿所にするのかホテルにするのか、食事付きにするのか自炊にするのか、といったものです。
1人部屋は料金が高くなるので、相部屋プランがある場合は相部屋プランを選んだ方が安くなります。
また、食事も3食付きの場合は高くなるので、自炊ができる方は自炊プランで申し込んだ方が安く申し込むことができます。
【4】MTではなくATを選ぶ
どの教習所でもAT車はAT車よりも価格が高く設定されています。
MT免許を取った方が乗れる車の範囲は広くなりますが、AT免許だけでも乗れる車はたくさんあります。
特にこだわりが無いのであれば、AT免許だけで問題はありません。
安さにこだわるならATを選びましょう。
合宿免許の相場料金は四国エリアが最も安い!
合宿免許のエリア別相場料金と、安くする方法をご紹介してきました。
四国エリアは相場料金が安いので、なるべくお得に合宿免許をとるなら狙い目です。
関東からは少し離れているので、安くて近い東北地方もおすすめです。
エリア別相場料金やできるだけ安く合宿免許に参加する方法を参考にして、お得に免許を取りましょう。