合宿免許は2週間も知らない土地で知らない人と生活をともにすることになります。
女性の中には、「一人で参加しても大丈夫かな?」と不安になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、合宿免許に女性が一人で参加する際に気をつけるべきことや、危険な目に遭わないための対策などをお伝えしていきます。
合宿免許に女性が参加するのは危険なの?
合宿免許に一人で参加する女性は多いです。
教習所も女性の一人参加を歓迎しています。
そのため、教習所は女性が一人でも安心して参加できるよう、様々な配慮をしています。
具体的には、女性専用宿舎や女性専用プランを用意している教習所があります。
女性専用宿舎や女性専用プランを選べば、合宿免許に女性が一人で参加するのは、さほど危険ではないと言えるでしょう。
それでも、知らない場所に行って、知らない人と生活をともにするわけですから、不安があって当然です。
そこで、次項では合宿免許に女性が一人で参加する際に気をつけるべきことをお伝えします。
合宿免許に女性が参加する場合に気を付けるべき4つのこと
合宿免許に女性が参加する場合に気をつけるべきことは以下の4つです。
- 肌の露出を控える
- 門限は厳守する
- 参加する時期に気を付ける
- トラブルはすぐに相談する
一つひとつ見ていきましょう。
その1:肌の露出を控える
暑い時期であれば、ノースリーブにショートパンツやミニスカートなど、肌の露出の多い服装をしたくなるかもしれませんが、わざわざ自分から露出が多い服を着る必要はありません。
また、技能教習では、基本的に袖のあるトップスとパンツ、というスタイルが求められます。
動きやすさと安全面、衛生面を考えると、それが一番適しているからです。
宿舎での私服に制限はありませんが、それでも男性が同じ宿舎にいる場合は、肌の露出は控えた方が危険は少ないでしょう。
その2:門限は厳守する
合宿免許の宿舎には、たいてい門限があります。
それは、たとえ休日でも厳守しましょう。
知らない土地で、夜知らない道を歩くのは非常に危険です。
特に一人で夜遅くに知らない街をうろついたりするのは避けましょう。
その3:参加する時期に気を付ける
春休みや夏休みなどの長期休みの時期は、学生の参加が多くなります。
合宿免許の目的は運転免許の取得ですが、中には出会い目的で来ている人もいるかもしれません。
したがって、一人で落ち着いて免許取得に励みたいなら、閑散期である5月~6月や、9月~11月に参加するのがおすすめです。
その4:トラブルはすぐに相談する
合宿免許中に、もし何かトラブルがあったら、すぐに教習所の指導員や受付スタッフに相談しましょう。
トラブルがあると、教習所の責任を問われることも多いため、教習所のスタッフは親身になって相談に応じてくれます。
もし指導員との間でトラブルがあった場合は、受付スタッフに言って担当から外してもらうこともできる場合があります。
他の教習生との間のトラブルなら、時間をずらしてもらうなどの配慮をしてくれるかもしれません。
一人で抱え込むと、トラブルは大きくなるだけです。
何かあったときは、すぐに相談するようにしましょう。
合宿免許で女性が危険な目に遭わないための対策
この項では、合宿免許で女性が危険な目に遭わないための対策をお伝えしていきます。
それは、以下の5つです。
- 友達を誘って参加する
- 女性限定の合宿免許や宿泊施設を選ぶ
- 女性指導員が在籍する教習所を選ぶ
- 周りの女性とコミュニケーションをとる
- セキュリティが厳重な宿泊施設を選ぶ
それぞれ見ていきましょう。
<1>友達を誘って参加する
一人で参加するのが不安なら、友達を誘って一緒に参加するのもおすすめです。
いつも数人で行動すれば危険な目に遭うリスクは低くなります。
教習所の中には、グループ割引など、2人以上同時の申し込みで割引がきくところもあります。
宿舎も、多くの教習所は相部屋が一番安いですが、友達との相部屋なら、不安はないでしょう。
<2>女性限定の合宿免許や宿泊施設を選ぶ
教習所によっては、女性限定のプランや女性限定の宿舎があるところもあります。
女性限定の合宿免許プランなら、他の教習生が女性しかいないので、常に安心して過ごすことが可能です。
教習所では男女共修の場合でも、宿舎は男女別のところも多いです。
女性限定の宿舎であれば、私服で多少肌の露出があっても、安心していられます。
ただし、宿舎は別であっても、食事は男女一緒というところもあるので、注意しましょう。
<3>女性指導員が在籍する教習所を選ぶ
合宿免許に参加する女性の中には、男性の指導員と車内に2人きりになることに抵抗がある方もいるでしょう。
男性の指導員に抵抗がある場合は、女性指導員が在籍する教習所で、なおかつ担当指導員を選べるシステムになっている教習所を選びましょう。
学科教習の指導員は選べないかもしれませんが、技能教習で隣に座る指導員が女性なら、安心できます。
<4>周りの女性とコミュニケーションをとる
もし教習も宿舎も男女一緒なら、周りの女性とコミュニケーションをとって、一緒に行動するようにしましょう。
一人の女性は狙われやすいですが、集団でいる女性に手を出してくる男性はあまりいません。
合宿免許は一人で参加する女性も多いので、周りに自分と同じような人がいたら、声をかけてみるといいでしょう。
<5>セキュリティが厳重な宿泊施設を選ぶ
合宿免許の宿舎のセキュリティには、いろいろなタイプがあります。
厳重なところは、管理人常駐型、24時間監視システム導入型、オートロック型などです。
この他にも、入り口・通路・エレベーターホールなど各所に防犯カメラを設置しているところや、警備員が館内を常時巡回しているところもあります。
宿舎のタイプによって、設備やスタッフ配置などのセキュリティ対策は異なりますので、希望する教習所のパンフレットやホームページをよく見て、よりセキュリティが厳重な宿泊施設のある教習所を選びましょう。
安心して参加できる合宿免許を選ぼう!
ここまで、女性が一人で合宿免許に参加する場合に、気をつけるべきこと4つと、危険な目に遭わないための対策5つをお伝えしてきました。
一人で知らない土地に行って、知らない人と2週間も生活をともにするのは、不安も大きいでしょう。
しかし、本記事で紹介したことに気をつければ、むしろ思っているより危険は少ないと言えます。
一人で参加する女性が増えるにしたがって、教習所の方も、宿舎の男女別や女性限定プラン、セキュリティの充実など、いろいろな配慮をしています。
そういった教習所の合宿免許を選べば、女性一人でも安心して参加することができるでしょう。