合宿免許のキャンセル料はどうなってる?一般的な例を紹介

コラム集~免許取得のヒント~

「合宿免許を申し込んだけど、体調や都合でキャンセルしたい」「合宿免許中だけど途中で辞めて退校したい」という場合、キャンセル料はどうなるのでしょうか。

この記事では、合宿免許のキャンセル料の一般的な例をご紹介します。

「入校する前にキャンセルした場合」と「途中で退校する場合」のキャンセル料の一般的な例は以下の通りです。

ケース1:入校する前にキャンセルした場合

入校する前にキャンセルした場合、申し込んだ教習所や合宿免許予約サイトの規定に従ってキャンセル料が発生します。

明確な金額が知りたい場合は、合宿免許予約サイトの記載を見るか、教習所に直接問い合わせてみましょう。

一般的なキャンセル料の例

合宿免許の一般的なキャンセル料は以下の通りです。

取消日キャンセル料
入校予定日の前日から21日目にあたる日まで無料
入校予定日の前日から8日目にあたる日まで料金の20%
入校予定日の前日から2日目にあたる日まで料金の30%
入校予定日の前日料金の40%
入校予定日の当日または無断キャンセル料金の50%

教習所によって異なりますが、入校予定日の前日から21日目にあたる日以降はキャンセル料が発生する場合が多くなっています。

入校日に近づくにつれてキャンセル料が高くなっていくため、キャンセルが決まったら早めに手続きを行いましょう。

入校する前にキャンセルする場合の手続き

教習所に直接申し込んだ場合は教習所に、合宿免許予約サイトを通して申し込んだ場合は予約サイトに連絡します。

申込先とキャンセルの連絡先が違うと手続きが複雑になるため、注意が必要です。

教習所や予約サイトに連絡したら、キャンセルの旨を伝え、手続きを進めてもらいます。

その後は、教習所や予約サイトから今後の流れについて説明を受けましょう。

すでに合宿免許の料金を支払っている場合や、申込金を支払っている場合は、キャンセル料や手数料を引いて返金されます。

まだ合宿免許の料金を支払っていない場合は、教習所や予約サイトの指定する方法で支払います。

運転免許ローンを利用する予定だった場合、審査を通過した後に申込者の都合で契約解除すると、ローン解約手数料を支払わなければならない場合があるので注意しましょう。

ケース2:途中で退校する場合

合宿免許にすでに参加していて、途中で嫌になったり、体調不良などで退校する場合、教習所によりますが、一部返金される可能性があります。

一般的なキャンセル料の例

一般的には、入学金やテキスト代、交通費、今までに受講した分の教習料金は返ってきません。

途中で退校する場合に返金されるのは、未受講分の教習料金と、事務手数料のみです。

当然、未受講分が多いほど、多く返金されます。

ただし、初期であっても、入学金やテキスト代は引かれるので、全額返ってくることはありません。

また、途中で退校する場合、往復の交通費は支給されない場合が多いです。

もしも遠方の教習所に交通費支給の名目で参加した場合は、大きな出費となるので注意しましょう。

さらに、合宿免許ローンを利用していた場合は、ローン契約そのものを取り消すことはできません。

未受講分の料金を教習所から返金された分で返済するか、受講分の料金のみを返済するか、ローン会社との契約に従って返済することになります。

キャンセルする可能性があるのであれば、ローン会社と契約を交わす際に必ず確認しておきましょう。

途中で退校する場合のキャンセルの手続き

キャンセルをしたい場合は教習所に出向き、受付で退校の意思を伝えましょう。

その後は、受付スタッフの指示にしたがって、氏名や教習生番号、必要情報の提供を行い、キャンセル料を支払って手続きは完了です。

返金がある場合は返金先の口座情報を伝えましょう。

合宿免許のキャンセル料は安いものではないため、できれば支払いを回避したいという方は多いのではないでしょうか。

結論として、キャンセル料を回避する方法はいくつか存在します。

以下で詳しく見ていきましょう。

方法1:入校日を変更をする

体調不良やどうしても外せない予定が入ったなどの理由で、合宿免許の入校日に入校できない場合、入校日を変更することによって、キャンセル料の支払いを回避することができることもあります。

いつまでに変更できるかは各教習所によって違うため、早めに連絡しましょう。

ただし、繁忙期には希望の日程に変更できない可能性があるほか、同じプランや料金では申し込めない場合もあります。

また、日程変更も2回目からは、変更した時点でキャンセル料が発生する教習所もあります。

日程変更のルールやキャンセル料の詳しい情報は、教習所や予約サイトで確認しておきましょう。

方法2:無料のキャンセル期間を活用する

教習所や予約サイトによっては、一定の無料キャンセル期間が設けられていることがあります。

期間内であれば、キャンセル料が発生しないため、事前に各教習所のキャンセル条件を確認し、把握しておきましょう。

方法3:キャンセル補償付きの保険に加入する

予期せず教習を受けられない事態に備えて、キャンセル料を補償する保険に加入する方法もあります。

キャンセル補償付きの保険に加入することで、やむを得ない理由でキャンセルが必要になった場合でも、金銭的な負担を軽くすることができます。

保険の有無や内容、適用条件は教習所ごとに異なるため、詳細は教習所のHPや電話で確認しましょう。

合宿免許を申し込んでも、体調不良やどうしても外せない都合などで、キャンセルになってしまうこともあるでしょう。

しかし、キャンセルすると余分にお金を払うことになるため、できればキャンセルせずに合宿免許を卒業するのが一番です。

キャンセルせずに合宿免許を卒業するためには、長期的な計画を立てて申し込むことや、事前にしっかりと準備をしておくことが重要です。

事前にしっかりと計画を練って申し込みましょう。

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