合宿免許の卒業を左右する卒検は、落ちてしまう方は少なからずいます。
合宿免許の卒検に落ちると延泊になり、宿泊施設の延泊代や追加教習の保障がない合宿免許は料金がかかるため、一発で合格したいと考える方は多いはずです。
では、卒検で落ちる人の共通点とはどのようなところにあるのでしょうか。
この記事では、合宿免許の卒検に落ちる人の確率と、落ちた人の共通点、落ちないための失敗回避方法を詳しく解説していきます。
合宿免許の卒検に落ちる確率は?
結論から言うと、合宿免許の卒検に落ちる人の確率は10%です。
つまり、10人に1人は落ちてしまうと言えます。
ただ、逆に言えば9割の人は合格しているので、卒検で落ちてしまう人の確率はそれほど高くないと言えるでしょう。
合宿免許の卒検で落ちた人の4つの共通点
9割の方が合格するとはいえ、少なからず不合格となる方がいるのは事実です。
合宿免許で落ちた方には以下の4つの共通点があり、主に「技術や知識に問題がある」か「精神面に不安がある」方に分けられます。
- 安全確認がしっかりできていない
- 操作ミスが多い
- 教習内容をしっかり理解していない
- プレッシャーに弱い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
共通点1:安全確認がしっかりできていない
安全確認は、卒検でもっとも重要視される項目です。
交差点やカーブ、路駐がある場合や、駐車など危険が予測される場面では、適切な安全確認を行わなければなりません。
歩行者や原付バイクなどがいる場合は、特に注意が必要です。
ミラー確認だけではなく、目視でも十分に確認することが重要になります。
自分ではきちんと安全確認したつもりでも、安全確認したことを示す動作(顔を動かすなど)が不足している場合は、試験官に伝わりません。
試験官に伝わらなかった場合は安全確認が十分にできていないと判断され、大きく減点されてしまうのです。
共通点2:操作ミスが多い
発進や停止、ギアチェンジなど、基本的な操作でミスをしてしまう人は、不合格になる可能性が高いです。
特に、マニュアル車での運転で、発進時のエンストやギアチェンジのぎこちなさは、減点されるばかりか、試験官に悪い印象を与えてしまいます。
急発進や停止時の急ブレーキも、減点対象であるため、アクセルとブレーキの踏み具合も重要です。
こうした基本的な操作ミスが多い方は、スムーズに操作できるようになるまで、練習を積むしかありません。
共通点3:教習内容をしっかり理解していない
教習で習ったことを、十分に理解していない人も、不合格になりやすいです。
学科で教わったことを、実技で実践練習することでようやく試験に受かるレベルになります。
そのため、わからないところがあれば、指導員に積極的に質問しましょう。
指導員は教習生に質問されれば、ほとんどの場合親切に教えてくれます。
実技で苦手なことがある場合も、どうしたら克服できるか、指導員に聞いてみましょう。
指導員は運転を教えるプロですから、その情報は貴重です。
教習内容をしっかり理解し、実践できるようになってから、卒検を受けましょう。
共通点4:プレッシャーに弱い
練習ではきちんとできるのに、試験では失敗してしまうという方は、プレッシャーに弱い方が多いです。
試験当日の不安や緊張で、普段ならできることもできなくなってしまいます。
プレッシャーに弱い方は、「車の運転は怖い」と思っている方も少なくありません。
車の運転は、練習を積めば怖くなくなります。
事故に遭う確率は、1年間で0.4%です。
安全運転をしていれば、ほぼ事故に遭うことはないと思っていいでしょう。
まずは「怖い」という思いを払拭しないと、スムーズな運転はできません。
「怖くない」「できる」と自分に言い聞かせ、プレッシャーを克服することが重要です。
合宿免許の卒検で落ちないための8つの失敗回避法
卒業検定はいくつかのポイントを押さえれば、卒業検定でやりがちな失敗を防ぐことができます。
合宿免許の卒検で落ちないための失敗回避方法は以下の8つです。
- 心を落ち着ける
- 一発アウトの項目に注意する
- ミスしても焦らない
- 安全確認は大げさなくらい行う
- 指導員に率直なアドバイスをもらう
- イメージトレーニングをしておく
- 最後まで諦めない
- 体調は万全にしておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法1:心を落ち着ける
試験当日は、余裕を持って開始時刻の1時間前には会場に行き、落ち着いて試験を受ける準備をしましょう。
深呼吸をしたり、好きな音楽を聴いたり、ストレッチをするなどして、心身ともに落ち着かせ、リラックスすることが重要です。
緊張をほぐす自分なりの方法を考えておきましょう。
方法2:一発アウトの項目に注意する
一発アウトの項目とは、やってしまうとその時点で試験終了となってしまう項目のことです。
一発アウトの項目として指定されているのは主に以下のような項目です。
- 信号無視をする
- 接触する
- 追い越し違反をする
- 踏切で停止しない
- 補助ブレーキを踏まれる
このような運転は行わないよう注意しましょう。
また、信号のない横断歩道の前で歩行者や自転車が待っていた場合、横断歩道の手前で停止しないと、補助ブレーキを踏まれ不合格になります。
方法3:ミスしても焦らない
卒業検定は100点満点からの減点方式です。
走行し終わった時点で70点以上残っていれば合格となります。
軽微なミスは減点対象にはなっても、すぐに不合格になるわけではありません。
一つミスをしたからと言って、「もうダメかも…」と思って焦ると、余計ミスを重ねることになります。
焦りはミスを誘発するので、何か1つや2つミスをしても、焦らず落ち着いて運転を続けることが重要です。
方法4:安全確認は大げさなくらい行う
安全確認は、「安全確認をしている」ことが試験官に伝わらないと意味がありません。
ミラー確認も目視も、目線だけではなく、顔まで動かして、大げさなくらいに行いましょう。
不十分な安全確認は、大きな減点につながるため、一瞬目を動かすだけではなく、大きく顔を動かしてしっかりと確認していることを試験官にアピールしましょう。
方法5:指導員にプロの視点で率直なアドバイスをもらう
卒検では、安全運転ができることを第一に見られます。
そのため、少しでも危険な運転が見られると、即不合格になってしまいます。
運転に慣れて、自信が出てきた方ほど陥りやすいのが、安全運転の軽視です。
「これくらい大丈夫だろう」という考えは、大変危険です。
自分の運転に自信がない方はもちろん、「もう大丈夫」と思っている方も、卒業検定前の教習で指導員に自分の運転に対する率直なアドバイスをもらうと良いでしょう。
試験官も務める指導員の助言は、貴重なアドバイスになるので、よく聞きましょう。
方法6:イメージトレーニングをしておく
卒検で走るコースは、事前にいくつかのコースが掲示され、当日はその中から1つのコースを走るというケースがあります。
事前にいくつかのコースが掲示されている場合は事前に確認し、自転車や徒歩、家族の車に乗せてもらって周るなどしてイメージトレーニングを重ねておきましょう。
場内でも路上でも、何度か運転したことのあるコースがそのまま検定コースになることもあるため、卒検前にはそのコースをイメージして、注意点などを頭に入れておくことが大切です。
方法7:最後まで諦めない
ミスを連発して、「もうダメかも」と思っても、意外と合格することもあります。
軽微なミスはそれほど減点にならないため、いくつかしても大丈夫なのです。
しかし、「ミスしてしまった!」という動揺と焦りから、さらにミスを連発して、本来の実力を出せないまま、不合格になってしまうことがあります。
いくつかミスをしても、最後まで諦めずやり切ることが重要です。
方法8:体調は万全にしておく
2週間のハードスケジュールで、疲れも出てくる頃です。
検定時に頭がボーっとしていたり、お腹が痛くなったりすることがないように、卒検前はいつもより体調管理に気を配りましょう。
前日は、夕ご飯を軽めにして、翌日のイメージトレーニングをしてから、リラックスして早めに寝るのが得策です。
卒検は落ち着いて安全運転すれば大丈夫!怖がらず受けよう!
卒検で一番重視されるのは、安全運転をすることです。
安全運転をするには、不安を払拭し、落ち着いて余裕を持つことが重要です。
今まで練習してきたことを思い返し、「自分にはできる」と思って、怖がらず落ち着いて運転すれば大丈夫です。
リラックスして臨みましょう。