合宿免許にはどの程度お金を持っていくと良いのか

コラム集~免許取得のヒント~

合宿免許は価格の安さが魅力ですが、実際の教習料金の他に、どれくらいのお金が必要なのかご存知でしょうか。

合宿免許は最短でも2週間ありますよ。

その間にどれくらいのお金がかかるのか、実際にどのくらいお金を持っていけばいいのか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あまり少なくても足りなかったらどうしようと不安だし、多く持っていくのも盗難の心配があります。

持っていくお金は、その教習所やプランによって大きく異なりますが、この記事では、合宿免許でプラン料金以外に必要なお金について解説していきます。

合宿免許に持っていくお金はいくらぐらい必要?

一般的に、合宿免許に持っていくお金の目安は、1万円~2万円と言われています。

「思ったより少ない!」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、合宿免許には、必要な費用はだいたい含まれているので、それくらいあれば十分足りるのです。

どうしても必要になるお金以外は、お小遣い程度なので、1日1,000円と仮定すると、2週間で15,000円ほどになります。

足りなかったらどうしよう、と不安な方は、もう少し多めに持っていく程度でいいでしょう。

また、最近のコンビニや店舗では、電子マネーやスマホ決済ができるところも増えてきています。

教習所の近辺が、そういった施設の揃ったところであれば、電子マネーにチャージしておくのもおすすめです

周辺にATMがあれば足りない時に下ろせるから安心!

もし、現金だけで足りなかった場合はATMから下ろすことも考えて、キャッシュカードも持っていきましょう。

教習所の周辺には、たいていコンビニがありますので、ATMからお金を下ろすことができます。

もし合宿免許中に友達ができて、休日に遊びに行ったり、教習後に飲みに行ったりすると、先に挙げた金額では足りなくなるでしょう。

そうした時には、ATMでお金を下ろせば安心です。

ただし、ある程度残金の残っている口座のキャッシュカードでないと意味がないので、そこは注意しましょう。

また、ATMによっては、クレジットカードでお金を下ろせるものもあります。

学生ではまだクレジットカードを持っていない方も多いと思われますが、社会人の方であれば、クレジットカードをお持ちの方も多いでしょう。

今はコンビニでの買い物にもクレジットカードが使える時代ですので、クレジットカードをお持ちの方は、それも持っていくと安心ですね。

合宿免許で必要になるお金

合宿免許で必要になるお金は、基本的に以下の5つです。

  1. 交通費
  2. 食費
  3. 洗濯機・乾燥機の使用料
  4. 仮免許試験料
  5. 延長・延泊料金

一つひとつ見ていきましょう。

【1】交通費

交通費は、支給される教習所が多いですが、お金は卒業後に支給される場合がほとんどです。

中には、往復交通費の上限が設定されていて、その範囲内の金額が、後にキャッシュバックされるところもあります。

したがって、事前に航空券や新幹線のチケットなどを購入する場合は、自費で購入しなければなりません。

遠い教習所に合宿免許に行く場合は、それだけ多くかかりますので、事前にしっかり調べて用意しておきましょう。

【2】食費

食費は、プランによって大きく変わってきます。

3食付きのプランでは、食費は飲み物代やおやつ代くらいで、ほとんどかからないと言っていいでしょう。

しかし、食事なしの自炊プランであれば、1日3食分の食費がかかります。

1日3食分で1,000円と考えても、最低14,000円(ATの場合)はかかることになります。

これに飲み物代とおやつ代を含めると、2万円くらいは用意した方がいいでしょう。

現在は、コロナ対策で調味料を置いていない宿舎も増えているため、調味料を揃えるとすれば、その分のお金もかかる場合があります。

【3】洗濯機・乾燥機の使用料

洗濯機と乾燥機は、無料で使えるところもありますが、有料の宿舎もあります。

これは、事前に教習所に問い合わせておきましょう。

有料の場合の利用料金の目安は、以下の通りです。

  • 洗濯機:300円/1回
  • 乾燥機:100円/10分~30分

つまり、1回の洗濯に400円~600円くらいかかることになります。

2週間の合宿中、自分がどれくらいの頻度で洗濯するのか想定して、その分のお金を持っていきましょう。

洗濯機・乾燥機のところには、両替機もあるところがほとんどですが、心配であれば、小銭を多めに持っていくといいでしょう。

また、無料で使用できる宿舎でも、洗剤は持参しなければならない場合があります。

これも事前に確認しておく必要があるでしょう。

【4】仮免許試験料

仮免許試験料は、絶対に必要なお金です。

どこの教習所でも、プラン料金には含まれておらず、入校後に直接現金で支払う必要があります。

仮免許試験料は、仮免許試験の受験料1,700円と、仮免許証の交付手数料1,150円の合計2,850円になります。

これは、全国どの教習所でも同じ値段であり、クレジットカードなどは使えない場合が多いため、必ず現金で用意しましょう。

また、もし仮免許試験に落ちてしまうと、再受験料として、もう一度同じ金額がかかりますので、運転に自信がない方は、2回分くらいを想定して持っていくといいでしょう。

【5】延長・延泊料金

合宿免許のプランには、たいてい保証制度がついており、体調不良で教習を休んだり、技能教習や検定に落ちたりして、教習を延長することになっても、追加料金はかからないことが多いです。

ただし、格安料金で保証期間がついていないプランの場合や、保証期間の上限を超えて教習を受けなければならない場合は、延長料金とともに、その分宿泊する延泊料金がかかります。

延長料金は1時限につき約5,000円、延泊料金も一泊5,000円前後の教習所が多いようです。

25歳以下は、卒業まで保証されることも多いですが、26歳以上で、最短日数で合格する自信がない方は、延長料金・延泊料金も視野に入れておきましょう。

合宿免許に持っていくお金は交通費+15,000円ほど用意しておこう!

今回は、合宿免許に持っていくお金について、解説してきました。

合宿免許に持っていくお金は、プランによって大きく変わりますが、3食つきのプランで、保証期間も卒業までなのであれば、15,000円ほどもあれば十分で

交通費は、自宅から教習所までの距離によってまったく変わってきますので、別に用意しましょう。

あまり現金を多く持っていっても心配なものです。

不安な方は、近所にATMがあるかどうか確認して、キャッシュカードやクレジットカードを持っていくと安心です。

合宿中に観光スポットを巡ろうとか、ショッピングモールに買い物に行こうとか、友達と飲みに行こうとか考えている方は、もちろんその分も、余裕を持って考えておくといいですね。

自分の合宿免許の計画に合わせて、最適な金額を持っていきましょう。

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