合宿免許でしっかり運転スキルと道交法の知識を身につけるための心構え

コラム集~免許取得のヒント~

合宿免許は早く免許を取れるので人気ですが、実際にたった14日間で運転スキルを身に付けることができるのか不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

運転スキルや道路交通法の知識を身に付けるには教習に対する姿勢が重要となります。

心構えがしっかりできていないと延長・延泊の可能性が出てくることもあるので、心構えをしっかりと予習しておきましょう。

今回は合宿免許で運転スキルと道路交通法の知識をしっかり身に付けるために、知っておきたい心構えをご紹介していきます。

これから合宿免許に行く方はぜひ参考にしてください。

合宿免許で運転スキルと道交法の知識を身につけるための7つの心構え

合宿免許で運転スキルと道路交通法の知識を身に付けるための7つの心構えは以下です。

  • 授業はきちんと聞く
  • 友達と参加する場合でも、勉強時間はしっかりととる
  • 丸暗記せず、実例を交えて理解する
  • 間違えた箇所は訂正しもう一度解いてみる
  • わからない箇所は指導員に確認する
  • 空き時間は自習施設などを利用して勉強する
  • 体調管理をきちんと行う

それぞれ詳しく説明していきます。

<心構え1>授業はきちんと聞く

自動車教習所での教習は学科教習と技能教習に分かれます。

学科教習は座学になり、教本(教科書)を元に指導員が授業をしてくれるものです。

技能教習は実際に車を運転する教習で、教習と言えばこちらを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。

なんとなく教習は技能がメインと思いがちですが、学科も技能と同じぐらい重要です。

技能教習を受ける前に必ず受けないといけない学科があるほど、学科は交通ルールや道路交通法を学ぶために大切なものになっています。

技能がメインで学科はおざなり、なんてことがないように、授業もきちんと聞くようにしましょう。

<心構え2>友達と参加する場合でも、勉強時間はしっかりととる

友達と参加した場合、空き時間はおしゃべりに使ったり、遊びに使ったりしたいと考えてしまいがちですが、時間は平等に流れるもので、試験日は待ってくれません。

効果測定や仮免学科試験に落ちてしまうとその分延長になってしまうこともあります。

試験に向けて勉強時間はしっかりとるようにしましょう。

せっかくなら友達と問題を出し合うなどすると効果的に勉強できます。

<心構え3>丸暗記せず、実例を交えて理解する

教本や問題を丸暗記してしまうと、正解はわかってもなぜ正解なのか理解ができていないことがあります。

理解ができていないと勉強の効率も悪いですし、応用問題が出てきた時に対処することができません。

問題を丸暗記するのではなく、実例を交えて理解しておくと、応用が効いたりより深く覚えたりすることが可能です。

また、学科の指導員はわかりやすいように実例を交えて説明してくれます。

授業はしっかり聞いて覚えておきましょう。

<心構え4>間違えた箇所は訂正しもう一度解いてみる

間違えた箇所はなんとなく触れたくなくなってしまいますが、もう一度解いてみることでより理解を深めることができます。

訂正してもう一度解いてみることが大切です。

特にすぐ解き直すのではなく、時間が経って忘れた頃にもう一回挑戦してみましょう。

そうすることで理解した気になるのではなく、じっくりと覚えることができます。

<心構え5>わからない箇所は指導員に確認する

わからないことが出てきたとき、そのままにするのではなく、思い切って指導員に確認しましょう。

授業中の質問時間に聞けるのがベストですが、空き時間や移動時間を利用するのも手です。

指導員はしっかり教習を受けさせる義務がありますので、滅多なことが無い限り対応してくれます。

質問するのは怖いと思ってしまいますが、わからないことをそのままにして試験で失敗してしまうことの方が怖いことです。

思い切って指導員に質問してみましょう。

<心構え6>空き時間は自習施設などを利用して勉強する

教習の空き時間は何をしようかわくわくしてしまうかもしれませんが、自習施設を使って勉強してみるのがおすすめです。

ほとんどの教習所には自習室が用意されています。

パソコンを使って練習問題を解けるところもあるので、ぜひ利用するべきです。

もちろん空き時間にリフレッシュすることは大事なので、毎時間勉強はしなくても良いでしょう。

しかし、もし何もすることが決まっていないのであれば、せっかくなので自習室を利用することがおすすめです。

<心構え7>体調管理をきちんと行う

合宿期間中に気を付けたいのが体調管理です。

体調が悪くなってしまうと教習に出られなくなってしまい、最悪の場合、延長・延泊になってしまいます。

また、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症にかかってしまったら合宿には参加できず帰宅しなければなりません。

体調管理が合宿の肝になりますので、日頃から早めに寝る、栄養バランスに気を付けた食事をするなど、体調管理をしっかり行いましょう。

常備薬を持っていくのもおすすめです。

合宿免許で知識が身に付かなくなる!延長になりやすい心構え

合宿免許で知識が身に付かなくなってしまうような心構えを紹介します。

こうはならないように注意しましょう。

  • 合宿免許期間に全く勉強しない
  • 授業を聞かず、教本だけで勉強する
  • 問題を解かない

その1:合宿免許期間に全く勉強しない

合宿期間中は何かと誘惑が多いものです。

親元を離れて一人きり、もしくは友達と一緒なら、思いっきり遊んだり漫画を読んだり、夜更かしだってできてしまいます。

そうして全く勉強をしていないと試験をクリアするのが難しくなります。

免許の試験は引っかけ問題も多く、独特な問題ばかりなので初心者には難しいため、繰り返し過去問を解いて慣れていくことが大切です。

仮免学科試験の合格率は80%と高い数字ですが、20%の人は不合格になってしまいます。

合宿期間中に全く勉強しないのは合宿料金を無駄にしているのと同じなので絶対にやめましょう。

その2:授業を聞かず、教本だけで勉強する

学科の授業は工夫が凝らされています。

例えば実例を交えた説明があったり、指導員の実際の体験談を聞けたりと飽きない工夫がされています。

授業を聞かずに教本だけで勉強すると、理屈はわかっても理解ができず、道路交通法の本質が見えてきません。

頭でわかったつもりだけになってしまうので、必ず授業は聞くようにしましょう。

その3:問題を解かない

免許の試験問題は独特です。

日頃から問題に慣れておかないと、本番になった時に対応することができなくなってしまいます。

また、引っかけ問題も多くあります。

何度も練習問題をたくさん読み解いておかないと、一発合格することは難しいでしょう。

問題を解かずに教本だけで勉強する、というのは絶対にやめましょう。

合宿免許で大切なのは前向きに勉強する心構え!

合宿免許で運転スキルと道路交通法の知識を身に付けるための心構えと、やってはいけない心構えをご紹介してきました。

合宿免許で大切なのは、前向きに勉強する心構えです。

遊べるからと勉強しなかったり、自分の力だけで勉強したりするのは間違っています。

しっかり指導員から運転スキル・道交法を学びましょう。

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