合宿免許と通学免許は結局どっちがいいの?選び方をチャート付きで解説

コラム集~免許取得のヒント~

免許を取得する方法には、「合宿免許」と「通学免許」の2種類があり、どちらの方法で免許を取得するのかによって期間や料金、スケジュールの組み方などが大きく異なります。

合宿免許と通学免許の違いや特徴を把握し自分に合った免許取得方法を選ぶことは、スムーズな免許取得のために非常に重要です。

そこで本記事では、合宿免許と通学免許の選び方をYES・NOチャート付きで解説します。

まずは、以下のチャートにトライしてみましょう。

チャートで自分が「合宿免許」向きなのか、「通学免許」向きなのかが分かったら、具体的に次の選び方の詳細を見ながら、最終判断をしていきましょう。

合宿免許と通学免許の選び方

合宿免許と通学免許では、免許取得までの期間や料金、交通費やスケジュールの組み方など、いろいろな点で違いがあります。

ここでは、合宿免許と通学免許の違いを、「免許取得までの期間」「教習料金」「交通費」「スケジュールのゆとり」「予約の取り方」「延長した時の保証」という6つの項目に分けて、選び方のポイントを解説していきます。

選び方1:免許取得までの期間

合宿免許は、AT限定だと、最短14日で免許取得が可能です。

MT(普通自動車免許)だと、これに2~3日上乗せされる形です。

仮に、試験に落ちたりすると長引くこともありますが、それも多くて2~3日と言われています。

一方、通学免許だと、1ヶ月~3ヶ月ほどかかるのが一般的です。

他の予定が忙しかったり、教習所が混んでいたりすると、それ以上の期間がかかってしまう場合も十分考えられます。

しかし、教習所によっては、短期集中コースを行っている場合もあり、その場合は、16日~20日程度という早いスピードでカリキュラムを修了することができます

最短で免許を取得したいなら合宿免許が最適!

通学免許で免許を取得するには、少なくとも1ヶ月はかかることを想定しておいた方がいいと言えます。

繫忙期で混んでいる場合は、技能教習の予約が1ヶ月以上取れない、などという場合もよくあります。

合宿免許のように、初めからスケジュールを組んであるわけではないので、取れる教習に限りがあり、その分時間がかかってしまうのです。

通学免許でも、短期集中コースならそれより少ない日数で卒業できる場合もありますが、最短でも16日はかかります。

教習の修了日と卒業検定の日程が合わないなどで、教習を修了しても、卒業検定までに日が空いてしまう可能性も高いです。

一方、合宿免許は、最初から卒業検定までのスケジュールがきっちりと組まれているため、何度も検定に落ちるようなことがなければ、最短で14日間、多くても16日以内に免許を取得することができます。

もっとも、合宿免許は、9割の人が最短で卒業していることを考えると、ほとんどの人が、通学免許よりも早く免許を取得していると言えます。

そのため、「最短で免許を取得したい」のであれば、合宿免許の方がおすすめです。

選び方2:教習料金

通学免許の場合、教習所や地域によって料金は大きく異なりますが、季節による料金の変動は少なく、首都圏ではだいたい30万円前後が相場となっています。

一方、合宿免許は季節による変動が大きく、繫忙期は30万円程度するところもありますが、繫忙期でなければ18万円くらいから受けられるところがあります。

したがって、料金の安さを重視するのであれば、合宿免許の方がおすすめです。

ただし、繫忙期には、通学免許よりも高くなるところもあるので、注意が必要です。

しっかりと入所予定の教習所の料金表にて通学免許と、合宿免許の料金の違いを確認するようにしましょう。

合宿免許の教習料金は、特に明記されていなければ食事代・宿泊代が含まれている

合宿免許の料金には、特に明記されていない場合、食事代と宿泊代が含まれています。

また、食事なしの自炊プランというのもありますが、このプランだと食事代が含まれないため、さらに費用が安くなります。

自炊が得意な人であれば、このプランが最安です。

ただし、3食コンビニなどで買っていると、逆に食事付きプランよりも高くついてしまうこともありますので、よく考えてから選ぶようにしましょう。

選び方3:交通費

通学免許では、家や学校から教習所までの交通費は自費となります。

ただし、無料送迎バスが出ているところは、自宅付近や学校から教習所まで、無料で通うことができます。

合宿免許では、家から教習所までの交通費を支給している教習所が大半です。

教習費用の中に含まれている場合もありますし、別途支給という形のところもあります。

首都圏では、交通網が発達しているため、いろいろなルートがありますので、全額負担よりもルートや上限が決められているところの方が多いようです。

首都圏から遠い地方では、交通費全額負担はもちろん、飛行機や新幹線のチケットを支給してくれる教習所まであります。

したがって、教習所に家から徒歩や自転車で通える人、無料送迎バスが利用できる人は、通学免許の方がお得と言えますが、遠くの教習所に通いたいと思っている人には、交通費が支給される合宿免許の方が向いていると言えるでしょう。

選び方4:スケジュールのゆとり

通学免許では、短期集中コース以外、スケジュールを全部自分で決めることができます。

したがって、仕事や学校、バイト、習い事などの予定を優先したい人は、通学免許でゆとりを持ったスケジュールを組むのがおすすめです。

9ヶ月以内に免許を取得すれば良いという期限さえ守れば、いくらでもスケジュールの調整が可能です。

一方、合宿免許は、初めから終わりまで全て教習所によってスケジュールが決められています。

そしてそのスケジュールは、かなりタイトです。

14日間で教習をすべて終わらせるのですから、朝から晩までみっちりとスケジュールが組まれています。

したがって、2週間、朝から晩までの教習をこなせる体力と精神力が必要とされると言えるでしょう。

ただし、途中に休校日が入れてあったり、技能教習の合間に休憩時間がある教習所もあります。

合宿免許にする場合は、その教習所のスケジュールをよく見て、ついていけるかどうか判断する必要があります。

選び方5:教習車予約の取り方

免許を取得するには、学科教習だけではなく、技能教習を受けなければなりません。

技能教習は、第一段階で12時限(MTは15時限)、第二段階で19時限あります。

通学免許の場合は、この技能教習の教習予約を全部自分で取らなければなりません。

多くの教習所では、パソコンやタブレット端末などから簡単に取れるようになっていますが、1つ終了するごとに次を予約しなければならず、面倒です。

また、混んでいる時には、キャンセル待ちで1日待っても乗れない、などという時もあります。

ただし、教習所によっては、スタッフが一緒にスケジュールを組んでくれるところや、あらかじめスケジュールが決められたコースを選べることもあります。

一方、合宿免許では、あらかじめスケジュールがすべて組まれているので、自分で教習車を予約する必要はありません。

決められたスケジュールに沿って、スムーズに教習を受けることができます。

ただし、教官を選べないというデメリットもあります。

したがって、自分で決めたスケジュールに沿って予約をしたい、キャンセルや変更も気軽にしたい、教官も選びたい、という方には、通学免許が適していると言えるでしょう。

逆に、自分でいちいち予約をするのは面倒くさい、すべて決められていた方がいい、という方には、合宿免許の方が適していると言えます。

繁忙期の通学免許は教習車予約が取りにくいことも!

教習所の繫忙期とは、学生が長休みを取れる、3月~4月、7月~9月を言います。

合宿免許を行っている教習所では、大量の教習生が一度に入ってきますので、混雑は必至です。

また、合宿免許を行っていなくても、その時期に免許取得を目指す人は多いので、教習所は混み合います。

合宿免許を行っている教習所では、合宿生が優先されるので、教習車の予約がなかなか取れなくなる傾向があります。

通学免許だけの教習所でも、人気のあるところは、1ヶ月先まで予約が取れない、などということも普通にあるようです。

したがって、繁忙期の通学免許は、予想していた自分のスケジュールに沿って教習予約が取れないことが多いと言えます。

選び方6:延長した時の保証

教習所では、仮免許試験(修了検定)と本免許試験(卒業検定)があります。

さらに、この試験を受けるには、「みきわめ」を受ける必要があります。

これに落ちてしまうと、もう一度技能教習を受けて、みきわめや検定を受け直す必要があり、教習期間が延長してしまうのです。

こういった時の追加料金は、技能教習1時限5,000円前後、再検定料が4,000円~6,000円程度かかります。

つまり、1回落ちると1万円はかかってきます。

通学免許の場合は、通常、教習費用に延長分は含まれておらず、追加になった分は別途払う必要があります。

ただし、「安心パック」などとして、通常より料金は高いものの、技能教習数時間分プラス再検定料1~2回分などを保証してくれるコースを設置している教習所もあります。

合宿免許では、延長になってしまうと、技能教習料と再検定料にプラスして、延泊料金と食事代も払わなければなりません。

延泊料金は、教習所によってだいぶ差がありますが、少なくとも1泊4,000円くらいはかかります。

しかし、合宿免許を行っている教習所では、延泊料金無しで最短日数プラス数日といったプランを用意しているところが多く、この場合は、追加費用は一切かかりません。(再検定料だけかかるケースもあります)

もし自分が運転に自信がなくて、オーバーしてしまいそうだな、と思う方は、通学免許であれば「安心パック」、合宿免許であれば数日分プラスされているプラン(卒業まで保証してくれるプラン)を選ぶといいでしょう。

期間や料金で選ぶなら合宿免許、自分のペースでゆとりを持って通いたいなら通学免許を選ぼう!

通学免許と合宿免許の違いを説明してきました。

簡単に選び方をおさらいすると、最短日数で免許を取得したい方、少しでも安く免許を取得したい方には、合宿免許がおすすめです。

逆に、期間は長引いてもいいから、自分のペースでゆとりを持って通いたい、という方には、通学免許がおすすめと言えるでしょう。

自分が何を重視するかで、通学免許か合宿免許かを選びましょう。

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