合宿免許に参加する前に準備すべきこと7選!持ち物や心構えについて

コラム集~免許取得のヒント~

2週間にわたって自宅以外の場所で過ごす合宿免許に参加するためには、事前準備が必須です。

事前準備を怠ってしまうと延泊となってしまうこともあるため、持ち物や心構えについて知っておきましょう。

この記事では、合宿免許に参加する前に準備すべきことを7つご紹介します。

まずは合宿免許に必要な持ち物を準備しましょう。

ここでは、以下の3つに分けて解説していきます。

  • 必要書類
  • 必ず必要なもの
  • あると便利なもの

それぞれ詳しく見ていきましょう。

<1>必要書類を用意する

必要書類は以下の3つです。

これらがそろっていないと、合宿免許を受けられません。

必ず事前に用意しましょう。

住民票

住民票は本籍地の記載がある発行から3ヶ月以内の、本人のみの情報が記載された住民票を用意します。

マイナンバーの記載は不要です。

外国籍の方は、国籍の記載が必須です。

身分証明書

身分証明書は、以下の3つのうち1つを用意する必要があります。

  • 健康保険被保険者証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カードまたはマイナンバーカード

外国籍の方は在留カードも必要になります。

身分証明書の住所は、住民票と同じであることが必須です。

すでに運転免許証を持っている方は、運転免許証も必ず持参しましょう。

印鑑

インクが内蔵されているシャチハタではなく、朱肉を使って押印するタイプのものを用意しましょう。

ゴム印は不可です。

<2>必ず必要なものを準備する

合宿免許では2週間にわたって自宅から離れた場所で生活することになります。

そのため、最低限の生活用品や教習に必要な道具は必須です。。

合宿免許に最低限必要な主な生活用品や道具を以下にまとめました。

運動しやすい服と靴

まず教習を受けるのに必要な、運動しやすい服と靴を用意しましょう。

具体的には、タイトすぎず動きやすい長袖・長ズボンを2〜3着選ぶのが無難です。

反対に、合宿免許に向かない服や靴は以下のようなものです。

  • 短いパンツ
  • スカート
  • 厚底の靴
  • ブーツ・サンダル
  • ぶかぶかすぎる服やズボン

動きにくいものや露出度の高いものは合宿免許に不向きです。

実際に、ぶかぶかした服の場合は運転姿勢がわからなかったり、袖や裾がハンドルやシフトレバーに引っかかったりと教習に支障が出ることがあります。

また、厚底の靴の場合はアクセルやブレーキを踏む際に、底が厚いと感覚を掴めません。

おしゃれさを重視すると教習がうまく進められなくなることもあるため、おしゃれさではなく動きやすさを重視して選びましょう。

下着・部屋着

教習を受ける際の服装は動きやすさを重視して選ぶのが無難ですが、下着や部屋着は自由です。好きなものを持って行きましょう。

ただし、食事時は他の人の目があるため、露出は控えめにしておくのがおすすめです。

宿泊施設にはランドリーがあるので、3〜4着あれば充分着回すことができます。

寝る時に部屋着からパジャマに着替える習慣のある人は、パジャマも持って行きましょう。

ただし、宿泊施設がホテルの場合は、浴衣などが備えてある可能性もあります。

事前に確認しておけば荷物を減らすことができます。

筆記用具

筆記用具は、入校時の書類作成時や学科の教習で使用するため必需品です。

ボールペンとシャープペン、消しゴム、蛍光ペン、ノートやルーズリーフなど一通りそろえておきましょう。

お風呂用品

宿泊施設がホテル以外の場合、基本すべて持ち込みです。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープ、洗顔料、タオル、バスタオルを用意しましょう。

シャンプー類は、大きいボトルをそのまま持って行くよりも、100円ショップなどでトラベルサイズの容器を買って詰め替えるのがおすすめです。

洗濯洗剤

宿泊施設には基本的にランドリーがありますが、洗剤は個人で持ち込むことが多いです。

普段使い慣れた洗剤を小分けにして持って行きましょう。

スマホ・タブレット・PCなど及び充電器

昨今では、スマホやタブレットで学科の教習や効果測定を受けられる教習所が増えています。

そのため、スマホやタブレット、PCを持っている人は、持ち込むと便利です。

持ち込む際は、それぞれの充電器も忘れないようにしましょう。

お金

プランによって必要な金額が異なります。

食事付きプランの方は、ほとんど使うことがないかもしれませんが、自炊プランの場合、食材費や外食費が必要です。

あまり現金を持ち歩きたくない方は、キャッシュカードやクレジットカードを持って行きましょう。

注意したいのは、地方の合宿免許に行く場合、電子マネーやバーコード決済が使えない店があるということです。

スマホがあるからと油断しないで、現金も少し持って行きましょう。

眼鏡・コンタクトレンズ(必要な人)

運転するのに、眼鏡やコンタクトレンズが必要な方は忘れないように持っていきましょう。

特に、普段コンタクトレンズの方は、眼鏡を忘れやすいので注意が必要です。

万が一トラブルがあってコンタクトレンズを入れられなくなったら、眼鏡が必要になります。

生理用品とスキンケア・メイクグッズ

女性は、生理用品とスキンケアやメイクグッズも忘れないようにしましょう。

特に、環境がガラリと変わることで突然整理が来ることもあるので、予定日が重ならなくても、ナプキンをいくつか持って行くと安心です。

雨具

2週間あれば雨が降ることもあるので、雨具は必需品です。

折りたたみ傘が一つあると便利でしょう。

バイクの方は、レインスーツも持って行きましょう。

<3>あると便利なものを準備する

必需品というわけではありませんが、持っていくことで合宿免許をより充実させられる、あると便利なものが存在します。

合宿免許であると便利なものとは、主に以下の8つです。

イヤホン・ヘッドホン

イヤホンやヘッドホンは、音楽を聴くためだけでなく、勉強するためにも便利です。

学科の教習をオンデマンドで受けられる教習所の場合は、必須とも言えるでしょう。

また、周囲の雑音や相部屋の人のいびきなどが気になる場合にも使用できます。

ゲーム機・ボードゲーム

必要ない方もいるかもしれませんが、トランプがあると、他の教習生と交流できます。

ゲームがあれば、教習の空き時間も退屈せずに過ごすことが可能です。

お気に入りの本や雑誌

合宿免許にはスケジュールの都合上、空き時間が設けられています。

場合によっては2時間以上空くこともあるため、お気に入りの本や雑誌があると空き時間を楽しく過ごすことが可能です。

また、緊張しがちな合宿免許でいつも読んでいる本や雑誌があれば緊張をほぐすことができます。

特に、読書が好きな方は1〜2冊程度持っていくのがよいでしょう。

延長コード・マルチコンセント

相部屋の場合、コンセントが足りなかったり机やベッドまで届かなかったりすることがあります。

いくつか差し込み口のある延長コードがあれば電源タップの取り合いを避けることができるため便利です。

ハンガー・部屋干し用のロープ

洗濯物を干したり、上着を掛けたりする場合にあると便利なのがハンガーや部屋干し用のロープです。

ホテル以外の宿泊施設では、基本的に備えていないことが多いので、必要に応じて持参しましょう。

スリッパ・サンダル

スリッパは、ホテル以外の宿泊施設では用意されていないことがほとんどです。

床の上を靴下一枚で歩くことに抵抗がある方や、少し外出するために靴を履くのが面倒な方は、スリッパやサンダルを持って行きましょう。

ちょっとした移動用のサブバッグ

宿舎内で、部屋から食堂、お風呂、ランドリーなどに行く際に、貴重品だけ持てるようなサブバッグがあると身軽に移動することができます。

教習に持参するトートバッグやリュックなどを持っていってもかまいませんが、「ちょっと移動する」というシーンでは、大きな荷物は邪魔になってしまいます。

とはいえ、貴重品を部屋に置いておくのは防犯上の観点から好ましくないため、サブバックがあると便利です。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーがあれば、教習所や外出先でスマホやタブレットの充電がなくなったときにすぐに充電することが可能です。

特に、学科のオンデマンド教習を教習所の自習室などで受けたいと思っている方は持参するのがおすすめです。

ここでは、合宿免許に参加する心構えについてお伝えしていきます。

<1>体調管理をしっかりと行う

まず合宿免許に必要なのは、2週間頑張り続ける体力です。

教習所によって休日が用意されているところもありますが、2週間ほぼ休みなく教習が組まれているところもあります。

タイトなスケジュールを頑張り抜けるかどうかは、普段の体調管理にかかっています。

普段から体調管理をしっかり行い、万全の状態で合宿免許に参加できるようにしましょう。

<2>空き時間は学科の勉強をする

合宿免許の空き時間は休憩やリラックスする時間も重要ですが、学科の勉強にあてるのがおすすめの過ごし方です。

一発で学科試験に受かるためには、それ相応の勉強が必要です。

「空き時間=勉強時間」と捉え、積極的に勉強することが延長なしで合宿免許を卒業するコツと言えます。

<3>生活リズムを整える

合宿免許中は、朝早く起きて朝から晩まで教習を受け、夜は早く寝る生活になります。

合宿免許に参加する前日まで夜更かししていては、寝坊して遅刻する可能性もあるため、可能な限り早く生活リズムを整えて合宿免許の生活リズムに合わせましょう。

<4>技能は集中して最短卒業を目指す

技能教習は落ちても何度でも受けられますが、合宿免許の期間が延長してしまうだけではなく、追加料金がかかる場合があります。

技能教習の間はとにかく集中して、最短で卒業できるように頑張りましょう。

合宿免許を延長せずに卒業するためには事前準備が欠かせませんが、持ち物や心構えは気がゆるむとつい忘れてしまいがちです。

忘れてしまうと合宿免許をスムーズに卒業できないことがあるため、前日や当日にもう一度チェックするのがおすすめです。

余裕を持って準備を行い、合宿免許に挑みましょう。

タイトルとURLをコピーしました